東日本大震災を経た日本が復興(新興)するための中長期的な政策アイディア募集サイトとして
「復興のタネ」というプロジェクトが今年の4月11日に発足いたしました。
ネットを中心に一般市民の提案や知恵を集め、政策のプロの人たちが具体的な「政策」に落とし込み、
政府や各政党に対して提案していくというサイトです。
従来のように「お上にお任せ」にして政策形成してくのではなく、一人ひとりが参加し、
新しい日本を作り上げていくためのきっかけとなる“アイディア創出の場”としてイメージしています。
「復興のタネ」サイト:http://www.revivalofjapan.jp/
この活動を参考にし、
わたしたちワカゾウがパブリック・アートイベント「創造公園渋谷」にてブースを出しました。。
こどもたちに王様の役を演じていただき、夢と希望に溢れる発想に触れることを目的としました。
株式会社 ワカゾウ 佐藤章太郎
私たち株式会社ワカゾウは、この若手クリエイターが仕事を得られること、若年層の政治参加という二つの機会を一手に解決、さらには昇華させることを目的に2010年7月7日に誕生いたしました。
若手クリエイターと政治家の間に立ち、ウェブサイトをはじめ、さまざまなメディアをデザインし、超党派で政治家の政策PR等をわかりやすく、かつ無意識のレベルからイメージを変革することを目指しています。そうすることで、若手クリエイターに実務経験の機会を提供し、さらにはアートの視点を政治に積極的に取り込ませることで、次世代のコミュニケーションの姿として政治と芸術の共存から政治を昇華させ、ご先祖にご無礼なく、子孫に失礼なきよう、持続可能な社会構築、日本ピッチピチ化計画を実現できると確信し、活動しております。
株式会社 ワカゾウ 佐藤章太郎
2008年のリーマンショックに端を発する世界不況により、企業の経費削減方針やIT化で若手クリエイターは人員削減の対象となり、実務経験を積む機会が著しく低下しています。
一方で政治に対する、若者の無関心さも遠因とし、若年層の有権者の得票率は依然として低いままです。このことは高齢者志向の社会デザインにかたより、若い世代への支援に税金が回らず、日本社会全体の持続可能性を低下させるにいたっています。
株式会社 ワカゾウ 佐藤章太郎
就職難に対して、「(仕事を見つけるのを)やさしくお手伝いする」
年金問題に対して、「親と仲良く暮らす」。
大人が
「それは無理だよ。」
「それがなにになるんだよ。」
「そんな甘いものじゃないんだよ。」
というような理想を、子供たちは言いました。
それらを聞いているうちに、
なぜこれが無理なことなんだっけ、
なぜこれが解決にならないと思うんだっけと考えているうちに、
なんだか悔しい気持ちになりました。
子供は幸せになる方法をしっている。
そしてそれをためらいなく口に出せる。
我々も子供だったときにはできていたことなのです。
いつしか理想をはくのは恥ずかしいことになり、
理想とは違った現実をしょうがないと受け入れる、というスタイルが、
果たして立派な大人になったということですと?
そんなもん、妙です。
子供のころの理想と大人の現実とは、
いったいどうして違うものになってしまっているのでしょう。
理想と現実は違う。といいきるのは、ただのあきらめで、いいわけです。
青臭くても、甘っちょろくても、それでもワカゾウは自分の理想を信じ切ります。
その勇気を子供たちはくれました。
参加してくださった子供たち、ご協力いただきました保護者の方々、手伝ってくださった皆様、
ありがとうございました。がんばります。
株式会社 ワカゾウ 渡邊実穂